enjuの2ndアルバム。前作のアコースティックな世界から一変し、シンセサイザーを多用したシーケンスのループ。デジタルな曼荼羅世界。音の万華鏡。第二章『Reverb』は、ロック・ダンス・ディスコ・民族・瞑想曲・ピアノ曲と多彩なラインナップ。前半と後半の陰陽・静動・光影。「刺さる音」が加速する。一聴の価値あり。

【enju（エンジュ）】
日本のアーティスト。インストをメインに様々な楽曲を制作。その作風は「揺さぶる音」「刺さる音」「視える音」とも評されている。
2016年春に1stソロアルバム『Little Planet』をリリース。その年の冬、早くも2ndソロアルバム『Reverb』を完成させた。以下は各方面からのコメント。
「コレが〈音学〉した漢の音楽。香るサウンドとも言うべきか？耳からの刺激に想像を掻き立てられ記憶を呼び覚まされる。じっくりとご堪能あれ！」（FLOW／Iwasaki）。
「穏やかならざるもの―― enjuの音楽を、もし、一言で表すのなら、私は、そう答えるだろう。『ほんとう』のことは、人を変えてしまう。もっと言えば、世界を変えてしまう。ーー圧倒的な美しさと渾然一体となった、無視のできないほどの不穏さと、真正面から対峙する勇気を持てたとき……。そこには、どんな景色が開けているのか―― どうか、ご自身でお確かめいただきたい。」（文筆家／小出遥子）
「何者にもとらわれないように、または、とらわれたとしても、それすべてがいのちから生まれでた音楽で在ることを知っているように、自由なせかいが広がっている…。生きることを、己を、音を通して表現し続けようとしているenju」（映画監督／後藤サヤカ）

【曲目リスト】
1. Dark Market
2. Run Through The Night
3. Stadium Disco
4. Multiracial Dance
5. Machu Picchu
6. Meditation
7. Labyrinth
8. Reminiscence
9. I Say A Little Prayer
10. Whether you realize it or not
11. SAKURA （Bonus Trac）