木村奈都子 コチシュ・クリスティアン『くるみ割り人形&スラブ舞曲 ピアノデュオ 木村&コチシュ』
2016年09月01日発売-予約受付中!
2001年にハンガリー国立音楽大学で出会い、互いの音楽性に魅かれ共演を重ねてきた二人のピアニスト、木村奈都子とコチシュ・クリスティアンによるピアノデュオCDである。
当初はピアノ協奏曲の2台ピアノ版を演奏していた二人だが、2009年日本での演奏会で初めて四手連弾に取り組み大好評を博したのを機に、ソロ作品と連弾作品、または2台ピアノ作品を組み合わせた意欲的なプログラムで演奏活動を展開してきている。
当CDに収められたチャイコフスキー「くるみ割り人形」は彼らの娘お気に入りのバレエ作品なのだという。このディスクで演奏されているのは作曲者自身によりバレエ作品から抜粋された組曲形式の連弾版である。後半に収録のドヴォルザークの「スラブ舞曲」に溢れる憂愁と燃えたぎる情熱は国を超えて人々の心を熱くする。
コチシュの精緻と大胆、木村の知的な瑞々しさが、一台のピアノから鮮やかな色彩を繰り出す事に成功している。また何という躍動感。管弦楽演奏でよく知られる作品の新たな魅力を是非彼らの演奏でお楽しみ頂きたい。
【アーティスト紹介】
木村 奈都子Natsuko Kimura【ピアノ】
6歳よりピアノを始め1992年全東北ピアノコンクール第3位入賞。宮城県第一女子高等学校卒業後、桐朋学園大学音楽学部演奏学科に入学。これまで隅田 禎子、秋谷恵美、齋藤嘉恵子、永岡信幸、徳丸聡子、中井正子の各氏に師事。1994年埼玉ピアノ コンクール大学・一般の部にて審査員特別奨励賞を受賞。同大学卒業後、2000年秋よりハンガリー国立リスト音楽大学に留学しピアノをナードル・ジョルジュ、ドラフィ・カールマンの両氏に師事、ムラ・ペーテル氏(指揮)、ビハリ・ラースロー氏(室内楽)の指導も受ける。2004年秋帰国以降、ピアノソロ及びピアノデュオリサイタル、室内楽コンサート、国際放射線技師学会開催記念リサイタル(鳥取県米子市) 他の各種演奏会に出演、クラクフ室内管弦楽団(ポーランド)とショパンピアノ協奏曲を協演するなど演奏活動の傍ら後進の指導にあたる他、仙台フルートコンクールにて2010年より毎年伴奏者を務めている。
コチシュ クリスティアン Kocsis Krisztián 【ピアノ】
1982 年ハンガリーに生まれ、8歳よりピアノを始める。14歳でハンガリー国立リスト音楽大学付属才能児の為のコースに入学し、グリュンバルト・ベーラ氏に師事。1996年ハンガリー中国友好協会主催オーディションに合格し訪中、北京、天津にて演奏。 1997年デブレツェン放送局主催ピアノコンクール第2位入賞。2000年ハンガリー国立リスト音楽大学に入学、ピアノをドラフィ・カールマン氏、室内楽をビハリ・ラースロー氏に師事。2004年第2回仙台国際音楽コンクールピアノ部門出場のため初来日。2006年同大学を最高点をもって卒業し、2008年より拠点を仙台に移し「Hungarian Wine Concert2010」(ハンガリー大使館後援)では企画から、ワインの買い付けからメニュー監修、演奏まで行い好評を博した。ソロ及びデュオリサイタルでの演奏の他、カワイ音楽教育研究会主催講座の講師を務めるなど後進の指導にも力を注いでいる。
木村&コチシュ デュオ Piano Duo Kimura&Kocsis
2001 年ハンガリー国立リスト音楽大学で出会った二人は互いの音楽性に魅かれ様々なピアノ協奏曲を2台ピアノ版で頻繁に共演していたが、コチシュが活動拠点を仙台に移してからは2台ピアノ作品、連弾にも取り組み始めた。2009年の演奏会での好評を受け、以来ソロ作品と連弾、もしくは2台ピアノ作品を組み入れたスタイルでの演奏を行っている。ハンガリー音楽とハンガリーワインをテーマとした「Hungarian Wine Concert2010」(ハンガリー大使館後援)、(2011年3月30日に予定されていた「Hungarian Wine Concert 2011」は震災のため中止)、ピアノの楽器としての特性をテーマに取り上げた全3回の講座シリーズ「なぜなに?ピアノ」(ヤマハ共催)などの独自の企画でも好評を博している。
【曲目リスト】
1. 小序曲
2. 行進曲
3. 金平糖の踊り
4. ロシア舞曲;トレパーク
5. アラビアの踊り
6. 中国の踊り
7. あし笛の踊り
8. 花のワルツドヴォルザーク スラブ舞曲集(抜粋)
9. 作品46 第1番 ハ長調
10. 作品46 第2番 ホ短調
11. 作品46 第8番 ト短調
12. 作品72 第2番 ホ短調
型番 |
JAPAN-2015 |
販売価格 |
2,000円(税込2,200円)
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