西久保孝弘『Lieder』

2023年1月17日発売-販売中!

大学卒業後会社勤務を経て40代で声楽家となった異色の経歴をもつ西久保孝弘。その深々としたバリトンの声と誠実に音楽と向き合う姿勢は聴く人のみならず多くのプロフェッショナルからも厚い信頼を得てきた。宗教曲やオペラのソリストとしても活躍した彼であるが、何よりも精緻なヴォーカルアンサンブルや合唱の中にあってこそ要となる存在感を発揮していたように思う。そのような活動の一方で彼が愛したのがドイツ歌曲の世界であった。当アルバムには近年のリサイタルのライヴ録音から二重唱を含めドイツリートの数々を収めている。

■アーティスト紹介文
西久保孝弘(バリトン)‥‥‥東京都立戸山高校から早稲田大学理工学部に進み、卒業後東京書籍株式会社において教科書編纂業務にあたった。10代より一貫して合唱をたしなんでいたが40代に入り一念発起して東京藝術大学別科声楽専修に入学(多田羅迪夫氏に師事)。東京書籍退社と同時に東京藝術大学大学院声楽専修独唱科に進学(萩原潤氏に師事)、その間、合唱定期演奏会や附属高校演奏会の独唱者を務めるなど研鑽を深めた。ドイツリートの歌詞に用いられた詩の韻律におけるオリエンタリズムの影響をテーマとした修士論文を提出して大学院を修了した。その後の活躍は幅広く、初期バロック期のオペラからバッハの受難曲やカンタータにいたる古楽、ハイドンやモーツァルトの宗教曲、またイタリアオペラの重要な役などを歌った。アンサンブル歌手としても東京混声合唱団、ハルモニアアンサンブル、サリクスカンマーコア、シグナスヴォーカルオクテットなど数多くの団体でメンバーとしてまたゲスト歌手として名を連ね卓越した歌唱を聴かせた。彼のキャリアは苦労人のものと言ってよいが、それを感じさせない朗らかで温かい人柄で世代を超えてさまざまな人たちから愛された。

■曲目リスト
おお涼やかな森(ブラームス)私は喜びとともに森を行く(マーラー)献呈(リヒャルト・シュトラウス)夕べの歌(メンデルスゾーン)燃え上がる愛(コルネリウス)音楽師(ヴォルフ)ミルテと薔薇(シューマン)魔王(シューベルト)君を愛す(ベートーヴェン)ほか全45曲
型番 IMCD-01/02
販売価格 2,500円(税込2,750円)
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