2011年アルバム完成直前に「ブスを１０人用意する」という志磨なにがしからのこれ以上ない好条件でスガダイチは後ろ足で砂をかけドレスコーズへ電撃加入。
すっかりプラグを抜かれ、ただのアベジュリーになってしまい、仕上げる気力もなくなり、電化アベジュリー初のアルバムはまさに幻となってしまった。
ドレスコーズツアー中、ドンジャラでのイカサマがばれてスガは追放。綺麗な土下座で電化アベジュリーに復帰したが、「いまさら手をつけてもしょうがない」アルバムは未完のままの状態で強行に発売。
まさに丸裸のアルバムなのだ！

【電化アベジュリー】
2005年、デキシード・ザ・エモンズのアベジュリーがバンドと平行して活動していたソロで、バックバンドを努めていたTHE BACKDROPSが自らの活動に専念するため脱退。
その後バックバンドのメンバーをなんとなく探していたアベジュリーは、THE YELLOW DOGSの対バンでそれとなくスガダイチと出会い、当時スガがやっていたバンドの解散ライブを見に行ったときにその対バンでベースを弾いていたオカドイチローとやんわり出会い、2006年ぼんやり結成される。
当初はアコースティック・ギターの弾き語りをアベジュリー、エレキ・ギターのバンド編成を電化アベジュリーとしていたが、いつしかバンドは意味なし路線に乗り入れアクセルべた踏みで速度を上げていく。
2011年12月にスガがドレスコーズへ加入するためバンドは解散するが、2014年9月にスガがドレスコーズを脱退すると「待ってました」と言わんばかりに再結成したものの時間だけがむなしく過ぎる。

【楽曲リスト】
1. flashin'
2. ワーグナー
3. ウニャムニャ
4. exspring
5. martha
6. ヌーディスト村
7. toshichan